『今、九条改憲を止めるメッセージ』をお届けするにあたって

 

 私は子供の頃、東京空襲の中を、医師である母が属している救護所まで、手を引かれ駆けつける日々を経験しています。米機の機銃掃射にも遭い、米機の盲爆、焼夷弾は、遠い歴史ではなく、身近な現実でした。

 1人の苦痛を和らげ、生きる手助けをすることさえ医療従事者にとって容易なことでありません。ですから、当時のような無数の人を殺傷する戦争、それに向かう状態は、医師としての私には、全く受け入れがたいことです。

 常日頃から平和を望み、維持したいとの思いを抱く人達が集まり、「憲法9条やまとの会」の結成にむけ、昨年6月以降4回の相談会、2回の呼びかけ人会を持ち、話し合ってきました。

 その結果、1月11日をもって「憲法九条やまとの会」設立準備会を立ち上げ、『今、九条改憲を止めるメッセージ』を確認し、この『メッセージ』に共感する賛同者によって『会』を発足していこうということになりました。

 改憲には、国民投票で過半数の賛成が必要とされます。その国民投票が実施された場合、有権者の過半数が一人一人の意志で「今、九条改憲を止める」行動を起こすことが大切になります。

  目に見える形でその意志を示す一つとして、『今、九条改憲を止めるメッセージ』への賛同者を募っていきます。賛同者一人一人が、次々と賛同者をつなげていくようにとの思いを込め、『今、九条改憲を止めるメッセージ』をお届けします。

  4月22日(土)大和市保健福祉センターホールでの発足のつどいには、会場いっぱいに、その賛同者が集まることを願っています。    

 

2006年2月11日   憲法九条やまとの会設立準備会

                           事務局長  斎藤竜太

 

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